代表です!
2017 年、とある小さなトークイベントで、東京コミティアの中村代表への提案から始まり、コミティアという大きなイベントの名前を借り、開催をすることになり、大変な日々を過ごしております。
やっとみなさんに、今年の九州コミティアの説明ができる!と思えば、もう1 週間前になってしまいました。大変遅くなって申し訳ございません。
少し、私とコミティアの話を聞いて下さい。
私のコミティア初参加は、10 年近く前、少女マンガサークルでした。どこかピリッとして嫌な空気だったのを覚えています。
創作のみとはいえ、同人イベント。和気藹々とした空気はあるものの、よく見れば有名作家のイベント、マンガの授賞式、原画展や大学まんが展、海外作家、さらには出張編集部。当時売れない漫画家どころか、ネームを何年も通せない漫画家もどきたっだ私は、漠然とした「評価される」という現実を見たようで、めまいがしました。
当たり前ですが、発表すれば、評価がある。素通りされるような実力しか無いまま、会場の隅に輝く作品と作家たち。直視なんてできない、けど、けど、現実を突きつけられながらも「次こそは」という気持ちがなぜか芽生えるのも、コミティアでした。
そこで終わらずにまた参加ができる、してしまう、不思議な空間でした。
その理由をこの2 年で考えていたのですが、一言で言うと、「刺激」でした。
創作へのすさまじいエネルギーを、たった1 日、1 箇所に集めて、未来への化学反応を起こさせ、まるで源泉のような場所にする。
作家というものは皆同じ。だからこそ「刺激」となる。それに特化した空間こそがコミティアだと感じたのです。
九州コミティアを始める5、6 年前、九州に創作のイベントがありませんでした。それがとても嫌で、地方だからかな、九州だからかな、悔しいな、と思っていました。でも、だんだんとこの「コミティアをやったら、九州はどうなるの?」「この刺激を九州に与えたら何が返ってくるの?」、あの東京という巨大な都市で、絶え間なく刺激を発信し続けるコミティアを…!
今年は、突然「クリエイターズミーティングJAPAN(CMJ)」という冠がつきました。別途説明文を用意させて頂きましたが、北九州市が「クリエイター系イベントをまとめた」ものです。これがなんなのか説明つきづらく、調整に時間がかかってしまいました。
更に申し訳ないことに、正直まだ実態はありません。ただ、これにより数々のイベントが北九州市に来ることになります。同日開催の立体創作イベント「AK-GARDEN」、翌週の「海外マンガフェスタ」も秋の東京コミティアと同時開催の恒例イベントです。
「九州にコミティアを持ってくる」の定義が代表だけ大幅にずれているかも知れません。どうやったら九州のみなさんに「刺激」を与えることができるのか?ソレばかりを考えていました。
その答えが、11 月4 日です。( ついでにCMJ も! )
最後になりますが、大きくなったイベントを事故等のないよう、スタッフ一同、準備を頑張っております。お越しの際は、くれぐれも安全に1 日お過ごしください。一人一人の気遣いでイベントはできあがりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
九州コミティア・ミーティング
代表 ひのもとめぐる
クリエーターズミーティングJAPAN(CMJ) とは
本年から開催される、北九州・小倉を中心とし、クリエイターを元気に!をテーマに立ち上がったイベントの総称を言います。
11 月4 日開催の「九州コミティア」「AKーGARDEN SP 北九州」「エンクリ企業ミーティング」、翌週11 月10・11 日開催の「北九州ポップカルチャーフェスティバル2018 /海外マンガフェスタ in 北九州」など、2 週にわたり漫画やアニメなどのエンタメ分野を存分に見る、作る、体験することができます。
AK-GARDEN とは
AK-GARDENとは、12 分の1 スケールの可動キット、ガレージキット、ミニドール、ミニチュアの展示即売会のイベントです。年に2 回東京で開催されています。
あまりなじみがないと思いますが、こちらも創作アマチュアフィギュア、いわゆる同人誌と同じ分野ものを取り扱うイベントです。( 今回は初めての九州開催のため、本家と同じルールにて運営いたします)
エンクリ企業ミーティングとは
昨年福岡市で開催された、マンガ・アニメ等の「エンタメ」&「クリエイティブ」企業に出会うことができる、いわゆる合同説明会です。ついに北九州にもやってきました。昨年は企業説明ブースの他、出張マンガ編集部も開催さ
れました。